施術の本質

 

「長年の腰痛がたった一回で改善!」

 

「車椅子で来たのに帰り道はスタスタ歩けた!」 

 

そんな夢のような話、どこかで聞いたことありませんか?

 

本当なのか、嘘なのか

 

僕にもわかりません(⌒-⌒; )

 

痛みが一回で改善することはあります

 

ただ、それも「条件」が付きます

 

条件ていうのは炎症度合いや関節の変形具合などなど

 

ごく軽い炎症や変形であれば改善するケースも多々ありますが

 

そうで無いことも多々あります

 

そして「一回」で良くなる事に僕自身はそこまで大きな意味を感じておりません。

 

先日、あるお客さまから

 

「最初の施術の時は変化に驚いたけど、最近はあまり施術後の変化を感じない」

 

という率直なご感想をいただきました

 

ただその後にこんな言葉も付け加えておられました

 

「ただ不思議と痛みは減ってるんですよねぇ」

 

これってどういう事なんでしょうか?

 

 

施術って分かりやすく言うと 

 

一本道からお客さまを逸脱させないように微調整していくことだと思っています

  

右に逸脱しそうになったら左へ・・・

 

左に逸脱しそうになったら右へ・・・

 

なるべく真っ直ぐ、道の上を進むように

 

筋力をつけたり姿勢を改善したり

 

食事面や睡眠など色々な提案をするわけです

 

一本道から逸脱すると雑草の生えた凸凹道

 

凸凹道は足を捻挫したり転倒したりとアクシデントが起こりやすい環境です

 

その凸凹道をさらに逸脱していくと川が流れている訳です

 

川に転落したら大怪我の可能性が非常に高いですよね

 

施術ってそうならないようにしているんです

 

そうならない方法を提案しているんです

 

ただ、道の上を歩いていても小石に躓いたり、アクシデントは起こり得ます

 

反対に川に落ちてもアクシデントが起きない人もいます

 

アクシデントが起きているのに気づかないパターンもあります 

 

確率の問題

 

でも、長期的にみていくと多くが予想通りになっていきます

 

それをいち早く自覚して対策を打てるかどうかなんですよ。うんうんd( ̄  ̄)

 

 

 

 

・・・・ん?

 

ちょっと何言ってるのかよく分からない?

 

結構うまい例えだと思ったんですけど・・・泣

 

話は戻りますが

 

前述したお客さまのご発言ですが

 

道から逸脱しているときに施術を受けると変化を大きく感じるんですね

 

一本道を進めている時に施術を受けても大きな実感が得られにくいんです

 

じゃあ、施術が必要じゃ無いかというとそんな事なくて

 

「この先」逸脱しないように微調整しているんです

 

一本道の「ど真ん中」を真っ直ぐ歩いている人なんていませんから。

 

これが「予防」です

 

僕自身は施術をこのように考えております

 

一回で良くしよう!と無我夢中だった時もありました

 

たしかにこれも大事です

 

ただ一回の施術で

 

本当の意味で良くなる事なんて・・・無い気がします。

 

夢のない事を言ってしまったかも。。。

 

すみません。

 

でも嘘ついても仕方ないですからね

 

これが僕自身の施術に対しての考え方です

 

これからも皆さんが

 

なるべく道のど真ん中を真っ直ぐ歩けるように

 

研鑽していこうと思います

 

本日は以上です

 

お読みいただきありがとうございました

 

 

 

 

筋力つけると治癒力が上がる?なんで?

 

筋力が付くと組織にかかる負荷を軽減させる

 

負荷がかからないことで治癒を促進できますよね

 

 

 

 

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