コースの流れ

身体ケアコース

①問診

問診


お悩みの症状について詳しくお伺いしていきます。「問診で症状の約7割はわかる」と言われるほど、問診は症状を把握する上で非常に大切な項目です。
細かいことでも構いません。ずっと抱えていたお悩みを何でもお話しください。症状と関係があるかどうか分からなくても結構です。その情報が根本改善につながるかもしれません。
こちらからも過去の手術歴、怪我、日常生活の事など色々と伺っていきます。差し支えない範囲で構いませんのでお答えいただければと思います。


②検査・評価

検査


整形外科テストのほか、姿勢や歩行分析、筋力検査を行い症状の根本原因を特定していきます。施術前後の細かい変化を確認するために動画や写真を撮ることもあります。
ここでしっかり症状の原因を特定し、施術に入っていきます。


③施術

当院で行なっている機能的徒手療法にはこんな特徴があります


【筋肉への効率的な促通】
問題を根本的に解決するためにはマッサージやストレッチだけでは物足りないことがあります。かといって運動してもすぐには筋力はつきませんし、なかなか良い効果を実感できません。当院ではPNFという手技を基盤に筋肉への最適な促通を行います。
多くの方がその場で身体の変化を実感できると思います。


【組織への機能的モビライゼーション】
モビライゼーションとは組織の動きを反復的に引き出していく手技のことをいいます。
各関節や筋肉などの組織は正常な動きというものがあります。それがさまざまな要因で組織自体が硬まってしまったり、組織同士が癒着を起こしてしまい正常な動きが損なわれてしまうと、その組織の能力が100%発揮できない状態になってしまいます。
当院では患者様に協力をしてもらいながら組織に動きを与え、組織の潜在能力を十分に発揮できる環境を整えていきます。
正常な動きを獲得できると、それだけで筋出力が飛躍的上昇したり、姿勢が大きく改善するケースも珍しくありません。


【腹部へのアプローチ】
当院では腹部へのアプローチを数多く行なっております。それは臓器の硬さや癒着がさまざまな部位に悪影響を及ぼすからです。また臓器だけでなく、腰部の前側に付着している大腰筋は腰痛と関連が深い筋肉ですが、この筋肉にも腹部から直接アプローチをしていきます。
腹部を施術される事に不安がある方ご安心ください。「内臓モビライゼーション」という臓器への治療だけを学ぶコースを複数回受講し、認定資格も取得しております。
腹部へのアプローチは腰痛や肩こりだけでなく便秘や生理痛などにも実績のある施術法です。

※腹部施術に抵抗のある方は遠慮なくお申し付けください



【細かな日常生活指導】
身体の最適な状態を保つためには十分な筋力や柔軟性を獲得していても、生活上誤った姿勢、動作をしてしまうとなかなか根本改善は望めません。
当院では座り方、立ち方、物の拾い方、枕の高さはもちろん、患者様自身の日常生活に応じた正しい身体の使い方をお伝えしていきます。

④ セルフケア指導



筋力トレーニングやストレッチは見た目以上に奥が深く難しいものです。見よう見まねで試してみてもなかなか効果は得られません。反対に痛くなってしまうことも多々あります
セルフケアは細かなポジションの修正、意識の持ち方、そして適切な負荷の調整が必要になってきます。
当院では患者様の状態、筋力、生活環境に合わせたセルフケアの方法をお教えします。
セルフケアをやるからにはできるだけ安全で効率的に問題解決を目指す。それが当院の方針です。