「○○が膝の軟骨に効く!と通販番組でやっていたんですけど、効果あるんですか?」
患者さんから非常によく聞かれるご質問です。
たしかに、あんな宣伝されたら困っている人は試してみたくなります。
いかにも効果がありそうですよね。
なので今回は健康食品についてどう考えればいいのかお話をしていこうと思います。
昭和の中期から登場した健康食品は当初、国民の栄養状態の改善に大きく貢献していました。
しかし現在は、それらの目的から生活習慣病の予防や美容、痛みの改善などへ、消費者が求めるものは変化してきています。
もはや、薬と同等の効果を期待している訳です。
それに伴い、より効果の高い健康食品が求められてきています。
はたしてそんな効果があるのでしょうか?
病院で処方される薬は医師の指示がないと処方できません。
それだけ、誤って服用すると副作用や健康被害というリスクがあるからです。
効能を求めれば、必ずリスクが伴います。
このような処方薬と誰でも簡単に手に入る健康食品が同じようなリスクで販売できる訳がないんです。
そんなことしたら副作用などの苦情で会社が潰れてしまいます。
なので
リスクの少ない=効能の弱い商品にするしかない訳です。
健康食品は医薬品ではありません。
同じような作用でリスクが少ない物があるならば、病院が処方しているはずです。
健康食品である軟骨成分の入った錠剤を口から飲んでも膝の軟骨は再生しません
人間の関節は265個あります。
痛い膝だけに軟骨の成分が集中するのでは…
それもありません。
こういう商品は値段もそこそこします。
そのお金を使っておいしい料理を食べにいった方が幸せだと思いますよ。
近年、再生医療が急速に進んできています。いずれ、軟骨や臓器の再生も可能になりそうですね。
そうなったら、人間の寿命はどうなるんでしょうね?
正直少し恐ろしいですが…(_ _)
本日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました。