こんにちは!田野整体院の田野悠介です。
今回はウォーキングについてお話ししてみようと思います。
初診時に問診を行いますが、「何か運動はされていますか?」という質問は必ずと言っていいほど聞きます。
理由はたくさん有りますが主に
・運動習慣のある方なのか?
・症状の原因となる動作を行なっていないか? の確認です。
質問の答えで最も多いのが
「少し歩いてはいます」「散歩くらいですかねぇ」「毎日○○分歩くようにしています」などウォーキングを行なっているというものです。
病院でも歩くようにしてくださいと言われることも多いですよね。テレビでも盛んにウォーキングの良い部分を伝えています。
ウォーキングは万能な運動なのでしょうか?
答えはNOです。
今まで整形外科で勤務しておりましたがリハビリを担当した患者さんでウォーキングで症状が改善したと思った事はありません。
整形外科疾患(筋肉、関節、神経の問題)であればウォーキングを行なって症状が悪化している方のほうが圧倒的に多い印象です。
ウォーキングをしていたら症状が治ったとお思いの方がいましたら、それはウォーキングしなくても治っています。
ウォーキングでは主に有酸素運動による心肺機能、循環機能の改善、脂肪の燃焼に効果があると言われております。
そもそもウォーキングで筋力はつきません。人は自分が楽なように姿勢を作り、動作を行います。なので筋力が弱い部分、問題がある部分は使わないように生活しているのです。疲れるので。
これが長年続くと負荷が偏り、硬くなる部位や筋力低下が起こる部位ができてくるのです。
なら、坂道や階段を使って辛いことをすれば良いのか?
その場合は大抵、関節(特に膝)をさらに痛めることにつながります。痛いのに動くのは関節変形を早めるだけです。
筋力は弱くなっても鍛える事はできます。しかし関節は変形してしまったら元に戻らないのです。もっと関節を大事にしてください。
ではどうしたらいいのか?
歩くなと言われても生活ができない。
そのとおりです。なので生活上は仕方がありません。ただ痛みがある場合はエスカレーターやエレベーターを使い、無理して欲しくないのです。当然必要以上に歩く必要はありません。
すべての場合を否定しているわけではありませんが、患者さんとしていらした方の多くが、頑張ってウォーキングをし悪い方向に向かっている。
そんな印象です。
痛いけど毎日歩かなきゃ、歩いて筋力をつけなきゃ、階段登ってダイエット・・・
やめてくださいね。
少々強い口調になってしまいましたが、どのような運動が関節を痛めずにバランスの良い体が手に入れることができるのか、それをお伝えする事が我々の役割だと思っております。
以前も少しお伝えしましたが筋力をつけるという事は簡単ではないのです。
是非一度ご相談ください(^^)
お読みいただきありがとうございました!
60代の女性です。
今年の始めからウォーキングを続けています。
第一目標はダイエット。それから生活習慣病の予防。
今はまだ足の関節も痛くないのですが、この年になると一日どのくらい歩けばいいのでしょうか。
今は毎日のウォーキングが楽しみです。
できれば長く続けたいのですが。
はじめまして。
田野整体院の田野と申します。
コメントありがとうございます。
ブログの内容から歩行=悪と思われてしまったかもしれませんが歩く事が全てに悪いわけではありません。
ダイエットや生活習慣病予防には効果的だと思います。
ただ、関節の事を考えると決して良いわけではありませんし、筋力に対しても効果は微々たるものです。
その部分をまず理解した上で続けて下さい。
歩く量に関してですが最近では1日7000歩くらいを推奨されている先生が多いです。
しかし個人的には毎日7000歩は許容量をオーバーしてしまっている人が多い印象です。
平地を少し早足で5000歩(約30分)くらいがよろしいかと思います。
ダイエットや生活習慣病は食生活の影響も大きいのでそちらも気にしながら自身の健康を考えてみて下さい。
また何かありましたらご相談ください。