痛みに耐えて運動する 正解?不正解?

  

こんにちは!田野整体院の田野です。

 

 

コロナ関連の話はもうお腹いっぱいだと思うので、久しぶりに整体院らしい投稿をします。

 

 

 

タイトルにもありますが、痛みに耐えて運動することは良い事なのか?

について解説してみようと思います。

 

 

 

私の見解は否。やらない方が良いという考えです。

 

 

 

痛くてもやらなければダメな時もなくはないのですが、これは手術後など特別な場合だけです。

 

 

基本はやらない方が身体には良いと考えてください。 

 

 

膝痛を例に挙げてお話します。 

 

 

膝が痛くて、水が溜まった状態であるとしましょう。

 

 

この時に階段の昇り降りやスクワット、ウォーキングなどをするべきではありません。 

 

 

「動かないと筋力が落ちてしまう」

 

とお思いの方、それは大きな勘違いです。

 

 

 

関節が炎症を起こしている時、周囲の筋肉には脳からの信号で抑制がかかります。

 

 

「炎症を起こしているから周囲の筋肉は活動するな」という信号です。

 

 

これはすでに研究で明らかになっている紛れもない事実です。

 

 

よって無理に運動しても痛いだけで筋力はつきません。それどころか炎症が長引く分、筋力は低下してしまいます。 

 

 

この時に最適な方法は体重を乗せる運動は控えて、関節に負担をかけずにできる筋力トレーニングに切り替える事です。

 

 

脳からの抑制がかかるので痛めている関節周囲の筋力はつきませんが、痛みが無い部位の筋力は保たなければいけません。

 

 

そして、早期に炎症を改善させ、普段の運動にいち早く復帰する事。

 

 

 

 

これが正しい対処法なのです。

 

 

 

 

外せない予定が入っていたり、スポーツで自分が休むと他人に迷惑がかかってしまう、なんて事もありますよね。

 

 

なので負担をゼロにしようとは思わず、10あった負担を5にするように工夫してみてください。

 

この考え方は非常に大切だと思っています。

 

 

 

そして、最短で炎症を改善させるために関節周りのバランスを整えたり、正しい運動方法をお伝えする事が我々の役割です。

 

 

本日は以上になります。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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